合宿

学生時代以来。そんな言葉とは無縁だったが、先日、それに参加してきた。

3泊4日。携帯の電波も届かない(届かないのはauのみでした・・・orz)ような山奥のペンションで、毎日朝から晩までドラム漬け。参加者は、生徒だけでも48名。最年少は小学4年生から、最年長は四捨五入すれば50になるおばちゃんまで、幅広く。

朝は7時から朝練。夕方は6時までだが、晩ゴハンを食べた後9時くらいまでは諸々イベントがあって、11時から翌2~3時くらいまでは飲み会。なかなか寝不足のキツい合宿でした(笑)

3泊4日とは言え、初日の設営、最終日の後片付け、途中にアンサンブルなども入るので、実質の練習というか基礎特訓というか、それは1日半くらい。が、今まで知らなかった練習方法、気をつけるポイント、指の鍛え方などなど。ボスの無茶振りにも耐えつつも(笑)、学ぶべきところはたくさんあった。講師の方々も言っておられたけど、”これをきっかけに”が基本的な考え方。


ドラムの技術に関することはもちろんだが、個人的にはもっと大きな収穫があった。


”僕らは人のつながりを作りたいんですよ。”


と、ある講師の方。


”合宿が終わった後も、打ち上げがあったり、合宿に参加したメンバーは忘年会に呼ばれたりするんです。そうやって、輪を広げていくのも、一つの大きな目的だと思うんです。”



昨年から研究会を仕切らせてもらうようになって、ぼんやりと考えていたこと。分野、立場は違えど、似た様なことを考えている人に出会えて、共感して。

合宿初日。いつもお世話になっている講師の先生以外は誰も知らない完全にアウェイの状態からスタートだったが、この話をしてから、その場に居合わせた全てのメンバーが、なんだか愛おしいというか、そんなふうに見えた。


何かに向かって一所懸命やってる連中と一緒にいるのは、実に心地いい。



体育会系のノリのかなり濃ゆい合宿でしたが(笑)、できれば来年も参加したいものです。