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先月半ばに申請した大ボス。軽く撃沈・・・orz


先週半ばに不合格通知のメールが届いた。内容は淡々としたもの。”251名の応募がありました”とか書いてあった。応募数多すぎ。っつか内容的にもハードルがかなり高かってんけど。まぁ、火曜、水曜とあった国際シンポジウムで久々に会った先輩もダメやったって言ぅてはったので、まぁ先輩でダメやったらオレならなおのこと、と思ってみたり。


ま、次の機会はまたがんばりましょ。



シンポジウムと言えば、今回は内容ももちろん充実していたが、一番の収穫は現九大の某W先生からいろいろとお話が聞けたコト。この先生、葉っぱに強光を当てて”光”という文字を書いたことで有名だが(笑)、直接話をしたのは初めて。”以前ポスドクに応募させてもらったんですけど、あの時は他に採用が決まったので・・・”などという、若干気まずい話からのスタートでしたが(苦笑)。


論文がどーのと話していると、先生の口からこんな話が。


”うちのポスドクはね、おそらく日本で一番論文読んでんじゃないかと思うんですよ”


聞けば、W先生のとこのポスドクの方は、Nature、Scienceクラスの論文を毎日2~3報は読んでるらしい。しかも、分野を問わず。なので、論文を書かせるときっちりした文章を書いてくるそうで、時にはW先生が書かれた英文について、”先生、こういう表現は見た事が無いんですけど”というような文句がつくとか。前回のニッキとも被るが、やはり”たくさん読む”ってのは大事なんですな。”JCで論文紹介する機会が少ないから、別分野の論文を読む機会が無い”などと言っていた自分がハズいですわ(^_^;)要は気の持ちようってコトね。実験が混んでくるとなかなか論文は読めなくなってくるけど、それでも読まな。


”molecular biologyもbiochemistryも大切だけど、やはり私は最後に重要なのはphysiologyだと思うんですよ”


結局、自分が興味を持った現象が細胞の中でどう起こっていて、どういう意義があるものなのかをきちんと知らないといけない、というお話でした。生理学者としては、ひじょーにありがたいお言葉ですm(__)m



形質転換株も少しずつ生えてきていて、トータルでみると少しモチベが上がった1週間でした。来週もがんばろーっと。