YOKU MOKUのクッキー

長年うちの研究室に勤められた秘書さんが、辞めることになった。昨日はお勤め最終日。10年以上に渡るお仕事、本当にご苦労さまでした。

教授、准教授よりも年上の秘書さんは、まさに”ラボのお母さん”的存在。自分自身がお世話になったのは、京都に移って来ることが決まってから今までだから、3年と2ヶ月くらい。時間にすればそれほど長い期間ではないが、お世話してもらった事務仕事はとんでもない量だったと思う。お給料のコトとか出張費のコトとか科研費の書類のコトとか、とかとかとか。数えればきりがない。

給料とりが5人も6人もいて学生も20人近くいるような大きな研究室で、一人で事務処理を切り盛りして。しかも、研究室に来られてないときはお休みではなく、教師として働いてらっしゃった方。で、家に帰ればもちろん家事が待っているわけで。


エネルギッシュな人。”歳をとってもこうありたい”という、目標のような存在。


ポスドクは、研究経歴、研究業績によって給料の設定が上下する。が、どうも秘書とか事務補佐ってのは”十把一絡げ”的に決められる部分があるらしく、あまり個人個人の能力は考慮されないらしい。まぁ、何を指標にして能力を評価するかは難しいところかもしれないが・・・

事務補佐とか実験補佐とかも、有能な人材に対してはもっとお給料を出せるようになればいいのに、と思う。
”仕事は大変なのにねぇ”
というような話は、研究所にいた頃にも聞いた。出来る人ほど、自分の仕事と給料のバランスはわかるもんだ。

お世話になった感謝の気持ちを込めて、ボールペンを贈った。PARKER製のちょっといいヤツ。そしたら、YOKU MOKUのクッキーが返ってきた。


余計な気を遣わせてしまったかなぁ(~~;)


モノは、カフェオレ風味のシガール。帰って美味しく頂きました( ̄人 ̄)淡い茶色の缶には、いろんなモノが詰まっている気がしました。


いろいろとありがとうございました。これからもまだまだがんばってくださいね。ヘルプメールを送ることになったら、その時はよろしくお願いします(^^;)