MalagaとPicasso

Malagaは、ピカソの出生地だそうな。お土産物には、ピカソの作品がプリントされたカップとかお皿とかが並ぶ。泊まったホテルにも、そこかしこに彼の作品のレプリカが飾ってあった。


学会会場から歩いて5分くらいのところに、ピカソの生家とピカソ美術館がある。学会初日のセッション終了後、ガイドに連れられて参加者こぞってピカソ美術館へ。小さな落ち着いた感じの美術館で、著名な作品こそ無かったが、彼の足跡を辿れるような作品が並んでいた。”この作品はピカソの初恋とも言うべきもので・・・”とかなんとか説明してるガイドさんの話は完全に無視して(笑)、一つ一つの作品とじっくり向き合うことができましたわ。


ピカソの絵には、どれもこれも彼の思いが強く込められているように感じる。それは、優しさであったり反発心であったり何かしらの欲求であったり。引き込まれるものもあれば、直視できないものもある。不思議なもんです。ゲルニカマドリードにあるらしいが、直に観たらどう感じるのだろう?


ピカソは、キュビスム創始者と言われる。彼がMalagaで過ごしたのは10歳くらいまでだそうだが、やはり開放的な空間は自由な発想を育てるものなのかと思ってみたり。あるいは、彼がそもそも天才であったのか。


画家の足跡を辿ると、絵の見方が変わり、想像も膨らむものですね。写真はピカソ美術館の入り口と、ホテルの部屋に飾ってあったモノ。美術館の中はさすがに撮れないのでf^_^;