ロンブン書かなきゃ

データが揃ってきた。話の流れは大筋できている。あとは採れてくるRNAi株たちが狙ったような表現型を示してくれれば完璧。予想と違っても、何か解釈をつければいいだけの話。一昨日だったか、うちのボスは”Cellに出そう”などとのたまわった。確かにCellはオレの中で一番憧れるジャーナルではあるが、この話がacceptされるとは考えにくい。Cellは、もっと長い研究の集大成的な論文が掲載されるジャーナル。Plant Cell、もしくはEMBOあたりが、今回の話には一番しっくりくる。

論文はもちろん書いてはいるのだが、思いつく大筋を一通り書いてしまったせいか、それ以降進んでいない。某後輩にコンストラクト作製の手順を日本語でまとめてもらったのに、それすら英語に直してない。大まかな形ができてしまうと、細かいところを詰めていくのになかなか気力がいる。オレの悪い癖か。学位を取った頃はちょっとづつ書く方が得意だったように思うが、最近はテンションの上がった時に1日とかで一気にドラフト版をまとめ上げてしまう方が書ける気がする。その日はぐったり疲れるけど。


とりあえず、消化試合的な実験は今週で終る予定。RNAi株の解析に取りかかれば、もう少しやる気が出るかな?


論文と言えば、ウィーン大との共同研究の論文がどうなったかと気になっていたのだが・・・というのも、reviewerのコメントに従って直しを入れて、先方に送ったのが6月。コメントから察する雰囲気は悪くなかったのでacceptされただろうとは思っていたが、その後何も連絡がなかったのでメールを送ってみた。すると7月の末からオンラインで見れるようになってるとか。っつか、acceptされたんなら連絡しろや(-"-;)とか思ったけど、まぁ、とりあえず通ったからえぇかとも思い。実はfirstでない論文は初めて。firstでなくても、やはり仕事がまとまった形になるってのは嬉しいもんですなー。


文章がなかなか進まんから、とりあえず図でも作ってくかなぁ〜。