紅葉の頃

ふと目が覚めると7時20分。昨日晩わりと遅かったのに、えらく早くに目が覚めてしまった。トシではないことを祈りつつ、まぁ、昨日はお昼まで寝てたからってことにしておこう。

なんとなくケータイで天気予報のサイトを見てみる。トップページで目に入ったのは”紅葉情報”。京都、滋賀周辺を探ってみると、延暦寺が見頃らしい。これは行かねば。

っつーことで、ふらっと行ってきました。初延暦寺

京都市内からだと、そう遠くはない。車で20分くらい走ると、もう到着。天気があまり良くないせいか、やたら寒い。風も強い。若干萎えそうになりつつも、駐車場から根本中堂までてくてくと歩く。時折差す日差しがなんとも有り難い。根本中堂の前の石段のところでは、何人か一眼レフを構えている人や、三脚にカメラをセットしている人がいた。が、肝心の紅葉は少々残念な感じだった。綺麗なところは綺麗に紅葉しているが、まだ紅葉が始まっていない木もあったり散ってしまっている木があったり。それと、夏が暑すぎたせいか、紅葉せずに枯れている葉があったり、紅葉していても葉がまだら模様のようになっていたり。でもやっぱり、赤や黄色に色づいた景色はいいもんです。

最近、ちょっと仏像の良さがわかってきた気がする。仏像を前に手を合わせて目を閉じると、なんだか心が静かになる。今日のお気に入りは、宝物館で見た一木作りの千手観音像。一本の木から彫り上げられたとは思えないような観音様の表情は、今まで見て来た中で一番優しかったように思った。

延暦寺は広くて、じっくり見て回ってると、朝から行ってお昼過ぎまで歩き回っていた。紅葉を見に来たはずだったが、結局紅葉狩り延暦寺観光が半々。そいうえば、途中の元三大師堂のところで見た”角大師”はどこかで見たような・・・

市内の紅葉は、今週半ばから週末にかけてが見頃とか。またあちこち行ってみましょう。早起きする必要がありますが(^_^;)